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平成26年度財務諸表等 | 独立行政法人 日本芸術文化振興会 h26 chuuki

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Academic year: 2018

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(1)

重要な会計方針

1.運営費交付金収益の計上基準

すべての業務について費用進行基準を採用しております。

これは、主たる業務である伝統芸能の公開、伝承者の養成の性質上、予定された成果の達成度を定量的・ 客観的に把握することが困難であること及び業務実施の進捗度はコストの発生と必ずしも比例的でないこ と、また、業務の実施と運営費交付金財源の執行状況は期間の経過に必ずしも対応していないことから、 業務達成基準及び期間進行基準を採用することが困難であるためであります。

2.減価償却の会計処理方法

(1)有形固定資産

定額法を採用しております。

なお、主な資産の耐用年数は以下のとおりであります。

建 物 2 年 ~ 58 年

構築物 2 年 ~ 50 年

機械装置 2 年 ~ 15 年 車両運搬具 2 年 ~ 6 年 工具器具備品 2 年 ~ 20 年

特定の償却資産(独立行政法人会計基準第 87)の減価償却相当額については、損益外減価償却累計額 として資本剰余金から控除して表示しております。

(2)無形固定資産

定額法を採用しております。

なお、法人内利用のソフトウェアについては、法人内における利用可能期間(2~5年)に基づいて おります。

3.引当金の会計処理方法

(1)退職給付に係る引当金及び見積額の計上基準

独立行政法人日本芸術文化振興会に関する省令第十五条第一号に係る経理区分(基金区分)のうち、 自己財源により人件費をまかなっている職員については、職員の退職給付に備えるため、当該事業年度 末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。数理計算上の差異は、各事 業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間内の一定の年数(2年)による定額法により按分した 額を、発生の翌事業年度から費用処理することとしております。

その他の区分(国立劇場区分及び新国立劇場区分)の役職員及び、基金区分のうち、運営費交付金に より人件費をまかなっている職員については、運営費交付金により財源措置がなされるため、退職給付 に係る引当金は計上しておりません。厚生年金基金から支給される年金給付については、運営費交付金 により厚生年金基金への掛金及び年金基金積立不足額に関して財源措置がなされるため、退職給付に係 る引当金は計上しておりません。

(2)

(2)賞与引当金の計上基準

独立行政法人日本芸術文化振興会に関する省令第十五条第一号に係る経理区分(基金区分)のうち、 自己財源により人件費をまかなっている職員については、職員の賞与支給に備えるため、振興会の賞与 支給に係る規程に基づく支給見込額のうち当事業年度負担額を計上しております。

その他の区分(国立劇場区分及び新国立劇場区分)の役職員及び、基金区分のうち、運営費交付金に より人件費をまかなっている職員については、運営費交付金により財源措置がなされるため、賞与支給 に係る引当金は計上しておりません。

なお、行政サービス実施コスト計算書における引当外賞与見積額は、当期の運営費交付金により財源 措置が手当されない引当外賞与見積額であり、「独立行政法人会計基準」及び「独立行政法人会計基準 注解」に関するQ&A88-2 に基づいて計上しております。

(3)貸倒引当金の計上基準

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権及び破 産更生債権等については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

4.有価証券の評価基準及び評価方法 (1)満期保有目的の債券

償却原価法(定額法)を適用しております。

(2)その他有価証券

期末日の市場価格等に基づく時価法を適用しております。

(評価差額は純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) 5.たな卸資産の評価基準及び評価方法

貯蔵品 先入先出法による低価法を採用しております。

6.行政サービス実施コスト計算書における機会費用の計上方法

(1)国又は地方公共団体財産の無償又は減額された使用料による貸借取引の機会費用の算出方法

大阪市から有償使用している土地については、特別減免をしない地代と現行において支払いを行って いる地代との差額を、機会費用として計上しております。

(2)政府出資又は地方公共団体出資等の機会費用の算出に用いた利子率

機会費用算出に用いた利子率は、平成 27 年 3 月末の 10 年もの長期国債利回りを参考にしております。 7.リース取引の処理方法

リース料総額が 300 万円以上のファイナンス・リース取引については、通常の売買取引に係る方法に準 じた会計処理によっております。

リース料総額が 300 万円未満のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に 準じた会計処理によっております。

8.消費税等の会計処理

(3)

注記事項

(貸借対照表関係)

(1)役職員の引当外退職給付の当期末見積額は、5,820,534,080 円となっております。

(2)役職員の当期の運営費交付金により財源措置が手当されない引当外賞与見積額は、157,154,250 円

となっております。

(損益計算書関係)

(1)当年度中における退職手当の計上方法

当年度中に発生した退職手当を一般管理費人件費に計上しております。

(2)ファイナンス・リース取引が損益に与える影響額は、△1,721,900 円であり、当該影響額を除いた

当期総利益は 98,700,134 円であります。

(キャッシュ・フロー計算書関係)

(1)資金の期末残高の貸借対照表科目別の内訳

現金及び預金勘定 6,311,559,117 円

定期預金 △100,000,000 円

資金期末残高 6,211,559,117 円

(2)重要な非資金取引

① ファイナンス・リースによる資産の取得

工具器具備品 121,024,442 円

ソフトウェア 29,240,784 円

(行政サービス実施コスト計算書関係)

(1)政府出資等の機会費用の計算に使用した利率は 0.395%であります。

(4)

(固定資産の減損関係)

(1)翌事業年度以降の特定の日以後使用しないと決定した固定資産

(単位:円)

用 途

資産名称 種類 場所

使用しなくな る日(予定)

使用しなくなる日における価額

帳簿価額の見込額

回収可能サービス 価額の見込額

減損額の見込額

宿

目黒職員宿舎 土地

東京都 目黒区 下目黒

平成 27 年 4 月

15,400,000 11,480,000 3,920,000 建物 7,654,280 2,777,000 4,877,280

船橋第一職員 宿舎

土地

千葉県 船橋市 前原西

平成 27 年 4 月

52,000,000 57,834,000 ― 建物 4,750,573 14,259,326 ―

船橋第二職員 宿舎

土地

千葉県 船橋市 前原西

平成 27 年 4 月

32,300,000 35,959,000 ― 建物 10,822,378 13,432,090 ―

船橋第三職員 宿舎

土地

千葉県 船橋市 前原西

平成 29 年 4 月

35,700,000 30,874,200 4,825,800 建物 4,433,799 5,767,823 ―

習志野職員 宿舎

土地

千葉県 習志野市

津田沼

平成 29 年 4 月

71,800,000 66,889,800 4,910,200 建物 11,316,554 31,890,081 ―

(2)使用しないという決定を行った経緯及び理由

「独立行政法人の職員宿舎の見直し計画(平成 24 年 4 月 3 日行政改革実行本部決定)」に基づき、「独立行 政法人の職員宿舎の見直しに関する実施計画(平成 24 年 12 月 14 日行政改革担当大臣)」が取りまとめ られ、この実施計画に従って職員宿舎の見直しを行い、廃止を決定したものであります。

(3)使用しなくなる日における帳簿価額、回収可能サービス価額及び減損額の見込額

上記職員宿舎はそれぞれ平成27年4月、平成29年4月に使用しなくなることが予定されていること から、減損の兆候が認められます。

使用しなくなる日における帳簿価額の見込額については、使用しなくなる日(予定)が平成27年4月 のものは、平成27年3月31日の帳簿価額を、平成29年4月のものは平成29年3月31日の見込帳 簿価額を記載しております。

(5)

(有価証券関係)

(1)満期保有目的の債券

(単位:円)

区 分

貸借対照表日における

貸借対照表計上額

貸借対照表日における

時価

差 額

時 価 が 貸 借 対 照 表 計 上 額

を超えるもの

65,866,755,105 72,621,010,000 6,754,254,895

時 価 が 貸 借 対 照 表 計 上 額

を超えないもの

5,700,000,000 5,627,240,000 △72,760,000

合 計 71,566,755,105 78,248,250,000 6,681,494,895

(2)満期保有目的の債券の貸借対照表日後における償還予定額

(単位:円)

種 類 1年以内 1年超5年以内 5年超 10 年以内 10 年超

債券

国 債 - - 3,500,000,000 -

地方債 - 2,500,000,000 18,400,000,000 29,900,000,000

事業債 500,000,000 500,000,000 1,600,000,000 1,800,000,000

財投機関債 - - 600,000,000 4,000,000,000

金融債 - 1,000,000,000 - -

外国債 - - - 7,300,000,000

合 計 500,000,000 4,000,000,000 24,100,000,000 43,000,000,000

(3)当期中に売却した満期保有目的の債券

該当事項はありません。

(退職給付関係)

(1)採用している退職給付制度の概要

当法人は、確定給付型の制度として退職一時金制度と厚生年金基金制度(文教関係団体厚生年金基

金)を併用しております。なお、当該厚生年金基金には昭和61年2月の設立時に加入いたしました。

(2)退職給付債務に関する事項

(単位:円)

当事業年度

(平成27年3月31日)

(1)退職給付債務

退職一時金に係る債務

厚生年金基金に係る債務

(2)年金資産

233,804,077

72,164,448

161,639,629

66,891,923

(3)未積立退職給付債務 (1)-(2)

(4)未認識数理計算上の差異

166,912,154

△40,889,739

(5)貸借対照表計上額純額 (3)+(4) 126,022,415

(6)

(3)退職給付費用に関する事項

(単位:円)

当事業年度

(平成27年3月31日)

退職給付費用

(1)勤務費用

(2)利息費用

(3)期待運用収益

(4)数理計算上の差異の損益処理額

(5)従業員拠出額

(6)厚生年金基金団体における脱退事業所に係る配分加算額

13,230,286

9,812,786

3,291,730

△2,761,801

4,218,359

△1,705,597

374,809

(4)退職給付債務の計算基礎

当事業年度

(平成27年3月31日)

(1)退職給付見込額の期間配分額

(2)割引率(%)

(3)期待運用収益率(%)

(4)数理計算上の差異の処理年数(年)

期間定額基準

0.94%

5.20%

2 年

(金融商品関係)

(1)金融商品の状況に関する事項

当法人では、資金運用については独立行政法人通則法第47条の規定及び「独立行政法人通則法第47

条第 1 号の規定に基づく、独立行政法人日本芸術文化振興会が取得することができる有価証券の指定につ

いて(通知)」等に基づき、預金及び有価証券により行っております。なお、株式等は保有しておりません。

(2)金融商品の時価等に関する事項

(単位:円)

区 分

貸借対照表日における

貸借対照表計上額

貸借対照表日における

時価

差 額

(1)現金及び預金 6,311,559,117 6,311,559,117 0

(2)事業未収金 80,711,000 80,711,000 0

(3)未収金 643,116,461 643,116,461 0

(4)未収収益 299,842,037 299,842,037 0

(5)有価証券及び投資有価証券 73,576,755,105 80,258,250,000 6,681,494,895

(6)長期性預金 2,200,000,000 2,707,891,649 507,891,649

(7)長期未収金 66,496,000 66,496,000 0

資産計 83,178,479,720 90,367,866,264 7,189,386,544

(8)未払金 3,377,045,934 3,377,045,934 0

(9)リース債務 758,145,170 757,169,770 △975,400

(10)預り金 32,603,084 32,603,084 0

(7)

(注 1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券等に関する事項 (1)現金及び預金、(2)事業未収金、(3)未収金、(4)未収収益

これらについては短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから当該帳簿

価額によっております。なお、未収金については貸倒引当金を控除した額を記載しております。 (5)有価証券及び投資有価証券

有価証券及び投資有価証券については取引金融機関から提示された価格等によっております。

また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については(有価証券関係)に記載しております。

(6)長期性預金

長期性預金については元利金の合計額をリスク・フリーに近い市場利子率を基礎とした利率で

割り引いた現在価値により算出しております。 (7)長期未収金

長期未収金については、時価は、会計年度末における貸借対照表価額から貸倒引当金を控除し

た金額に近似していると考えられるため、当該価額をもって時価としております。 (8)未払金、(10)預り金

これらについては短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に近似していることから当該帳簿

価額によっております。 (9)リース債務

リース債務については返済予定額の合計額を一定の期間に区分した金額を、同様の新規借入を

行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。なお、リース債務に

は、1 年以内返済予定分を含めております。

(注 2)金銭債権及び満期がある有価証券の決算日後の償還予定額

(単位:円)

区 分 1年以内 1年超5年以内 5年超 10 年以内 10 年超

現金及び預金 6,311,559,117 ― ― ―

事業未収金 80,711,000 ― ― ―

未収金 643,116,461 ― ― ―

未収収益 299,842,037 ― ― ―

長期性預金 ― 1,000,000,000 ― 1,200,000,000

合 計 7,335,228,615 1,000,000,000 ― 1,200,000,000

満期がある有価証券の決算日後の償還予定額については(有価証券関係)に記載しております。 なお、長期未収金については、償還予定額が見込めませんので、上記区分に含めておりません。

(注3)リース債務の決算日後の返済予定額

(単位:円)

区 分 1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

リース債務 265,970,472 243,797,890 183,495,177 37,639,708 19,932,533 7,309,390

(8)

(資産除去債務に関する事項)

当法人は、事業用地の賃貸借契約に基づき、返還時における原状回復に係る債務を有しておりますが、 当分の間、当該債務に関連する賃借資産を使用し、また、将来移転する予定がないことから、資産除去債 務を合理的に見積もることができません。そのため、当該債務に見合う資産除去債務を計上しておりませ ん。

(重要な債務負担行為)

該当事項はありません。

(重要な後発事象)

参照

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